2025/08/15

プリアンプの出川式電源化

改造前

もう、ひと月ほど前のことですが、K&K Audio社のプリアンプ Mir Line Preamp (こちら)のA と B+電源を出川式電源改造しました。在庫がなく入荷待ちだった、Sforzart の Corvus とGeminiが来る前にやってしまおうと思っていたのですが、思いのほか早く届いたのでタイミングは前後してしまいました。

実はこの改造、1年ちょっと前に思いついて、一度になるには部品代もばかにならないので、まずはB+電源を改造しようとそのパーツを入手していたのですが 仕事で2つのポスト兼任のお役目を仰せつかって、急に忙しくなってずっとそのままになっていました。で、やるなら一度にか片付けてしまおうとA電源用のパーツも購入。いざ作業開始というときに前に買ってあった B+電源のパーツが見つからず1時間ほどかけて押し入れを探すというハプニングもありました。還暦を過ぎるとそれなりに衰えを感じます😑

予備のパーツとして大事にとっておいた虎の子のブラックゲートコンデンサーもそろそろ使っておかないと悪くなるかもしれないのと思ったので、それらも投入。出川式電源化で追加画筆なもの、基板に取り付けてあったコンデンサも一部ブラックゲートに変えました。サイズが大きい追加・交換のパーツの配置・配線には結構難儀して、思ったより大仕事になり、だいぶ時間がかかってしまいました。

完成後、何度も配線などを確認して、通電し、チェックポイントの電圧を測って全てほぼ基準値で胸を撫で下ろします、やれやれ。早速 システムに入れて音が出るかチェック。 これだけ色々と替えるとエージングに時間がかかるのはわかっていたので、特にプラックゲート・コンデンサはエージングに時間がかかることで有名でしたのですぐに良くなることは期待せず、ずうっとエージング。最近やっと効果が出てきたところ。最近、特に何も変えていないアナログ再生で、ふと「あれ? こんなに音が良かったけ?」と思うことが頻繁に出てくる様になり、やっと今回の改造の成果が聴こえるようになった!とニンマリしています。

ちなみに改造作業中はもともと下の子のために買ったのだけど、結局置いていったのでうちの押し入れにしまってあったBurson Audio Soloist Pre-/ Headphone Amp (こちら)を使っていましたが改めてその良さを認識しました。これだったらBursonで良いかもとは思いつつ、アップグレードの効果が聞こえてくるとやはりアンプは球だよな〜と負け惜しみ!?

ちなみにこのプリアンプはK&K Audio社が廃業したので今では入手はほぼ不可能。趣味としてのオーディオ(特にDIY)はもうだいぶ廃れてしまい、残念です。時代の移り変わりといってしまうとそれまでなのですが…

改造

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