2024/02/28

TU-8800にCPMを装着



ひと月ほど前のことですが、TU-8800にCPMを取り付けました。電源関連部分3カ所。 エージングも進み音質が好みの方向に良くなりました! やはり出川式電源パーツは効果的なアップグレードですね。T U-8800はシャーシ内に余分なスペースがないので難しいですが、出川式電源化を進めていこうと思います。過去の出川式電源に関するブログはこちらです:https://isakusphere.blogspot.com


2024/02/19

サンシャイン社の超薄型制振シート



手前味噌ながら、ここ半年ほど我が家のオーディオシステムはかなりの進展をしたと思っています。特に大きな契機となったのがアムトランスのラインケーブル(こちら) 、それをさらに大きく後押ししたがこちら、サンシャイン社の超薄型制振シートです。オーディオの大先輩でもある同窓の友人から教えてもらいました。かなり前からあった製品のようで、なんで今まで聞いたことが無かったのかが不思議。

機器の下に敷く・取り付けるというのアクセサリーはいくつか試しましたが、私はどちらかというと、ケーブル以外のアクセサリーに大金を払うより、もっと効率良い投資があるにではないか?と考えるタイプでした。ですから、そんなに多くのものは試したことはなく、全て価格が手頃なものばかりでした。そのせいか音が変わるのはわかるけど、無くても良いかな?とか、無いよりは良いか? というものにしか巡り合ったことはありませんでした。このシートに関しても、信頼のおけるオーディオの大先輩から聞いていたのでなかったら多分手を出さなかったと思います。

このシートのことを聞いてすぐにAmazonで見たらそんなに高いものでも無かったので、一枚買って試してみると、ビックリ! その効果は半端でなく、しかも私の好みにぴったりの方向です。 その時の大先輩へのメールを読み返すと『…全体の音の傾向は変わらず、解像度が上がり、小さめの音でもバランスよく、音数が増えた感じで聴こえてきます…』と感想が書かれていました。今でも同じ様に感じています。また、このPhilewebのPR企画記事(https://www.phileweb.com/review/article/202206/10/4742.html)も宣伝とはいえ、まさに書かれている通りだと頷きながら読みました。その後はマニアお決まりの買い足し、ほぼ全て機器の下に敷いています

このシート、最近Bシリーズから後継商品のEシリーズに変わったので、最初は分からずに図らずも両バージョン買ってしまい、それぞれ試したのですが、我が家では、DACの下はEシリーズ、アンプやレコードブレーヤーの下にはBシリーズが好ましく感じました。この二つのバージョンに関してはメーカーのHPをご参照ください (http://www.sun-sin.jp/ultra-thin-damping-sheet.html


Amazonでも買えます:https://amzn.to/491sa53


2024/02/13

Volumio Primo (V1・初代)

 


これも2ヶ月以上前のことだが、我が家のデジタルオーディオ再生環境(こちら)の核であったMacMiniの調子が悪く、前に買った同機種のスペアもあるのだが、そのセットアップが面倒だと不精して、しばらくLPばかり聴いていたが、ふと思いだし押し入れからVolumio Primoを出してきた。これは最近日本にも輸入されるようになったPrimoの前のバージョン。3年ほど前にウィーンにいる時に買って(こちら)、試してみたものの、その時はMacMini経由の方が良い音に聞こえ、使いこなしを怠りしまい込んでいたもの。 

ハードとソフトで構成される、ある意味でコンピューターと言っても良いこのようなデジタル機器は暫く使っていないと、なぜかうまく動かなくなることが多いのだが、このPrimo も然り。結局、全て初期化して、機器のユーザー登録から設定をやり直し、ファームウェア、そしてOSと音楽再生ソフトが一体になったVolumioを最新バージョンにアップデート。やっと音が出るようになるまで延2日ほど。スペアのMacMiniをセットアップするより随分と手間がかかったが、そっちをやる方に腰が上がらなかったのはきっと心の何処かに違うことをやってみたいという気持ちがあったのだなと気づいた次第。

まずはPrimo からアナログ出力でプリアンプに繋いで聴いて、その後デジタル出力(SPDIF)でWeiss DAC2を通してプリアンプに繋ぐと、当然かもしれないが後者の方が音が良い。沖縄の我が家のシステムではMacMiniを通して聴いていた音(記憶にある限り...)よりこっちの方がちょっとだけ良いような気がしたのでオーディオマニアの本性が目覚めて、使いこなしのためと暫く散財が続き、たまに動作が?となるのは残念だが、今では結構良い音でデジタル再生ができるようになったのではないかとの自己満足に浸りつつデジタルばかり聴いる。何をやったかは追々書いていくので乞うご期待。

こんなチビチビでお手頃価格(オーディオマニア的には)のストリーマーでこれだけ良い音がするのではあれば…とマニアの悪の囁きも聞こえてくるのだが、憧れのGrimm Audio MU2は私の懐にはあまりにもお値段が高すぎるので、Volumio RIVOが気になってしょうがない今日この頃…宝くじでも当たれば当然MU2なのだが…😅



2024/02/09

Arizona Capacitors Blue Cactus と SPEC MC-DA Ruby Mica Capacitor/コンデンサー



SPEC社のアンプは欧米では高評価を受けており、ウィーンのオーディオ仲間のあいだでも真空管アンプと半導体アンプの良いとこどりと高評価でした。私も聞く機会があって、噂に違わず素晴らしい音のアンプで、今持っていく機器を整理して買い替えたいという思いは強いのですが、上位機種の方が断然音が良いのですが、それらはかなり高価なものなので、なかなか踏ん切りがつきません。

とりあえず同社が販売しているArizona Capacitors Blue Cactus と MC-DA Ruby Mica コンデンサー を TU-8800のカップリング部分に導入して試してみました。Jupiter Vitamin-Q Silver Foil(こちら)との交換です。 もう3ヶ月ほど前のことです。


音が抜けが向上し、中・低域に厚みができて、今まで気になっていた部分が大幅に改善されて、TU-8800が今までで一番好みの音で鳴るようになりました! アルミ箔を使ったフィルムコンデンサーなんて…と今まで思っていたことが、偏見であったと、目から鱗が落ちたような気がしています。うちのシステムで聞く限り、SPEC社HPに書かれていることに誇張はなく(こちら)お勧めです


2024/02/03

イギリスとフィンランド


Hammersimth Bridge よりテームズ川を眺める(London)


今更ですが、Happy New Year!です。 旧正月がも近いし…😅 

12月はとにかく仕事が忙しく、プライベートでも海外からのお客さんが何組かあった怒涛の忙しさでした。12月の終わりから一月の初めにかけて、子供たちと友人たちに会いイギリス、そして親しい友人の人生節目のイベントに招待されてフィンランドに行ってきました。フィンランドのどこかでコロナに罹り、10日ほど自宅で療養・在宅勤務。6回目で最新のワクチンの予防接種を12月初めに受けたばかりだったので、まさか今更かかるとは思いもしませんでした、そのお陰か、軽い症状で早く治ったのはよかったです。

National Portrait GalleryのDavid Hockney 特別展(London)


イギリスはあまり寒くはありませんでしたが、生憎、連日雨。フィンランドは快晴の日が続くも連日−20℃🥶 久しぶりに体験した寒さでした。

ヘルシンキ

ヘルシンキ


ヘルシンキで2泊し、3年ぶりにウィーン時代の友人に会って旧友を温ることが出来て、別の親しい友人の60歳の誕生日のイベントで北極圏のラップランドへ。欧米でも60歳誕生日は人生の特別な節目とされ、盛大に祝うことが多いです。


11時ごろ日が出たかと思うと2時には早くも日没。


トナカイ🙂



幻想的な風景でした。




泊まったキャビン




極寒でも川と湖が交わるところでは流れがあって水が凍りません。 越冬に渡らない白鳥たちがいました。