2022/09/23

カップリング コンデンサの交換 ー Jupiter Vitamin-Q Silver Foil


今年始めに完成したElekit TU-8800 (ルンダール出力トランス+パーツアップグレード版)(こちら)、その可能性を最大限発揮させようと、いろんな真空管を使ってみていますが、何か引っかかるところがありました。 もしかすると、カップリング・コンデンサを替えると良いかもと考え、カナダのパーツ・コネクションが丁度コンデンサの2割引セールをやっていたので、今年発売されて気になっていた Jupiter Condensor 社のVitamin-Q  Silver Foil をゲット。早速交換しました。それまではVH  Audio  社のOil Damped Advanced Metalized (ODAM)を使っていました。


アンプから基盤を取り外してみると、案の定、Duelund 社の JDM-Ag Pure Silver Foil & Wax/Oil (銀箔、パラフィン紙、、オイル)からオイル漏れ。 Duelund の オイルコンデンサはとても音が良くて好みなのですが(こちら)やはり、温度が高くなる環境はダメなようです。 Jupiter Condensor社の銅箔・蝋・ペーパーのコンデンサも音は良いのですが、こちらも高温に弱く(こちら)かといって、Audyn  社のTrue Copper Max はちと大きすぎるので、こちらはとりあえず、手持ちのCharcroft Audio Silver Mica   と交換。


まだエージング中ですが、解像力がほんの少しですが上がった感じで、優秀録音盤の音源からは今まで聴こえなかった音が聞こえる事もあり、かといって音はキツくなく、低域も十分なので、とりあえずは良かったなと思っています。

1 件のコメント:

  1. 色々試行錯誤されてるのですね。
    写真の後ろの方のダイオードが変更されている(SiCでしょうか)のからもうかがえます。
    音がしっくりしないということですと、高分子アルミ電解コンデンサが割り当てられているところに
    MOUSERなどで入手できるkocapなど高分子タンタルコンデンサに変更するとよいかもしれません。
    面実装を無理やり取り付ける形になりますが、求める役割とスペックで悪いことにはならないと思います。

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