2026/04/22

The Mountain Goats ライブ

もう、2週間以上前のことですが、4月5日 日曜日にBlue Note TokyoでThe Mountain Goats を観に行ってきました。出張の打ち合わせの時間の関係で前日入りが必要でそれが週末だったのでラッキー。

The Mountain Goats はアメリカのインディー・フォーク・ロックバンドで1991年にデビュー。メンバーの入れ替わりはあったものの、通算で23枚のアルバムを出し欧米では根強いファン・ベースを持っているグループです。実は私自身は積極的に聴いてきたバンドではなかったのですが、上の子が高校生だった頃にこのバンドにハマって我が家では一時期ヘビロテだったこともあって(今でも帰省するとよくかかる)、初来日のようだしせっかくだからと思って行ってきました。

演奏が始まると、聴いたことあるな〜という曲ばかりで楽しかった。演奏も上手いし、音も最高。ほぼ、言うことなしです。ただ、欧米で行ったこのようなバンドのコンサートと比較するとセットが短すぎでした😢  メンバーはほぼ私と同じ世代なのですが、還暦越えとは思えないエネルギッシュでエキサイティングなパフォーマンスでした。後日、ストリーミングで色々と彼らのアルバムを聴いたのですが、初めて聞くなら「Sunset Tree」(Amazonだとこちら)がおすすめです。

Blue Note Tokyo は初めてでした。一昔前、NYで働いていたことは時々Blue Noteに行きました。子供ができる前だったので妻と一緒に憧れのジャズ・ミュージッシャンのライブを多く観た思い出深い場所でもあります。その時の記憶と比較すると東京のブルーノートはラグジャーリー仕様でした。NYは今どうなっているのかな? ネットで見たら昔と殆ど変わっていないようで、よかった。

2026/04/09

台北に行ってきました

 

春分の日の連休を利用して、妻と台北に行ってきました。 初めての台湾です。 主な目的は故宮博物館と食べ歩き。



ホテル近くの晴光市場、ひと昔前の沖縄の市場を思い起こさせます。

晴光市場


晴光市場

晴光市場

晴光市場


故宮博物館

故宮博物館、北京のも行きましたが内容は格段に違います。有名な「翠玉白菜」と「肉形石」は嘉義県太保市にある南院での展示のため見ることはできませんでしたが、多くの素晴らしい展示物があり、朝9時半ごろから閉館時まで丸一日過ごしてきました。

故宮博物館


迪化街
 

乾物、漢方薬、布地の問屋街で、歴史的建築が建ち並ぶ迪化街(ディーホアジエ)を散策。薬膳・漢方の食材やお茶を買ってきました。


迪化街

迪化街


                                                                                        迪化街


雙城街夜市


あとは夜市です。ホテル近くの雙城街夜市は、こじんまりとしてローカル色あふれていましたが、有名な士林観光夜市は足の踏み場もないほどの混雑ぶり。でもお目当てのものは食べることができて大満足でした。

士林観光夜市


士林観光夜市

沖縄からは手軽に行けるので、また行こうと妻と話しています。

2026/03/21

J.S. Bach: Goldberg Variations (Two Guitars) - Thibaut Garcia & Antoine Morinière



妻が見つけた動画。二人のギタリスト、ティボー・ガルシア、アントワーヌ・モリニエールによるJS バッハのゴールトベルク変奏曲。 この曲には、鍵盤楽器以外の楽器用にアレンジされたものがいくつかありますが、2台のギター用のアレンジは初めて聴きました。これを聴いてから検索したら既にいくつかのレコーディングも出ていたようです。

他の演奏者たちのものも聴いてみましたが、これがとても気に入りました。1本の木から切り出された2台のギターで行ったというこの演奏、息がぴったりとあって一体感がありつつも、二人のギタリストの掛け合いも感じられて、それが動画だと更に面白くしばらく何度もヘビロテで観ていました。今まで、いろいろな演奏者・アレンジのゴールトベルク変奏曲を聴いてきましたが、とても新鮮に感じました。オススメです。



2026/03/14

久しぶりに面白く読んだ音楽本ー「音盤の来歴」榎本空著

 


一時期、色んな音楽本を読み漁った頃がありました。当時はまだ音楽のストリーミングなどなく、インターネットも黎明期であったため、過去に出たアルバムなどに関する情報を得たり、新たな音楽のジャンルを開拓するには主に出版物が頼りでした。音楽本を読んで、頭の中で吟味し、レコード・CDを探して聴くというのが、音楽を聴く趣味を広げていった主な手段でした。もちろん、ラジオ・TVで聞いたり、友人から教えてもらったり、レコード店での試聴、雑誌・新聞の評論などもありましたが、歴史的・体系的にジャズやクラシックの知識を深められたのは音楽本のおかげでした。その頃はアメリカに住んでいたのですが、クラシックはまだしも、ジャズに関して初心者向けのそのような本は無く(音楽学研究者向けの専門書やミュージシャンの伝記などはありましたが)もっぱら一時帰国した際に色々と買って持ち帰って何度も何度も繰り返し読んで、脚繁くレコード屋に通っていました。

あれから30年以上経ち、簡単に情報を手に入れられるようになり、自分の経験値・知識量もだいぶ上がり、あまり音楽本を欲しなくなりましたが、たまたま新聞か何かで見かけて興味を持ち、購入したのがこの本。滋賀県に生まれ、沖縄で育ち、内地・海外で学ばれた後、沖縄に戻ってこられた榎本空氏が書かれた「音盤の来歴ー針を落とす日々」 (アマゾンアソシエイトリンク)です。 厳密にいうと音楽やレコードを解説したいわゆる音楽本ではありません。氏がアメリカに留学し帰国する人生の流れのなかでの経験や出来事とそこにあった・出逢った音楽(主にレコード)・ミュージシャンにまつわるエッセーを集めたものです。この本が私に刺さったのは音楽にまつわるように書かれ映し出されたアメリカの社会、歴史、氏の生き様が実は主役のメインテーマであるエッセーとそれを書いた氏のさりげないバイタリティ、暖かさ、希望であったと思います。出版社から音楽をテーマにと依頼され書き始めたという連載に新たな書き下ろしを加えたこの本は、途中から内容と文章トーンが変化します。本のあとがきによると、ガザの侵攻に心を痛めた榎本氏は暫く書けなったとのこと。それを乗り越えてからの文章がこの本の第2幕とも言えるのでしょう。

音楽の観点で言うと、この本で紹介された様々なレコード、ミュージシャンは私が今まで聴いてきた範囲のものとは全く異なっており、早速ストリーミングで聴いてみんな好きになり、特に気に入ったものは中古レコード店で探すレコードのリスト(物理的なものではなく頭の中にあるリスト)に追加され、見つけるたびに喜びを感じます。

音楽ファンのみならず多くの方にお勧めしたい一冊です。