ラベル 真空管 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル 真空管 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2026/05/05

Mir LineStageプリアンプーその後


暫く前に書いたプリアンプ アップグレード顛末(こちら)のその後です。 まず音ですが、聴けば聴くほどエージングが進んで良くなり、今年はじめごろに落ち着きました。しかし、今度は電源を入れて暫くするとゴソゴソという音が右チャンネルから聞こえるようになりました。まずはパワーアンプに繋ぐラインケーブルの左右を入れ替えてきくと今度は左から聞こえます。これで原因はプリアンプが上流だと判断。入力ソースを変えてもガサガサには変化がないので原因はプリアンプだと特定。 試しに少し叩いてみるとガサガサ度が変わります。それじゃあ真空管かどっかの接触不良かと考えて、とりあえず真空管を左右入れ替えても、ガサガサは変わらず右から聴こえます。 こうなったら接触不良だと思い、ふただびアンプを開いでチェック。ここで大切なのはコンデンサの放電。 高圧の電気なので念には念を入れて作業します。アップグレードで高圧B+回路の平滑コンデンサの容量が増えたので放電には時間がかかるようになったので、鰐口グリップ付きリードと5Wの抵抗器を使って時間が短縮されるようにしました。 割とすぐに半田づけ不良と思われる箇所が1箇所見つかったのでそこを直して、他には見当たらなかったので蓋をして、プリアンプをラックに戻して聴く。おお、無くなったと喜んでいたのも束の間のこと、ゴソゴソが始まった😐 もう夜だったのでその日はこれはおしまい。 数日後の仕切り直しでもう一度蓋を開けて、コンデンサを放電して、チェックを開始。 不良箇所らしきところは見つからず、ここからが悩みの始まり。 音楽を聴いていると、ゴソゴソが始まる。日によってはすぐの時もあれば、30〜40分後の時もある。例の如く叩くをほぼ収まり再発しないが、叩いても直らない時もある。仕事も忙しくて、二週間ほど我慢していたが気になってしようがないので、自分でも脈絡が不明であるが、前のブログに書いた電源ONを示すLEDは発光しないことを直そうと思って新たに調達した緑のLEDを取り付ける作業を始めたのだが、そこで右の出力トランスにB+電源を供給するリード線を基盤に取り付けている部分に半田付け不良のあることを見つけて、それを直す。 電源を入れるとLEDが発光することを確認し、明るさを調整。プリアンプをラックに戻して暫く音楽を聴くがガサガサは出てこない。ぬか喜びにならぬように翌日も翌々日も数時間ずつプリアンプとパワーアンプに電源を入れて確認。これで問題解決! やったー😄



 




2023/04/10

Elekit TU-8800を1年間使ってみて その2 ー 真空管狂騒曲

好みの出力管を探すために入手した真空管たち

しばらくぶりの投稿です。ご無沙汰していました。書きたいことは沢山あるのですが、仕事がとても忙しくなりブログを書く気持ちの余裕がありませんでした。

私は、沖縄に帰ってくるまでは300Bのシングルアンプを使っていたので、出力管で音が大きく変わってくるということを経験していました。当然ながらドライバー管との相性・組み合わせも大きく影響します。TU-8800もシングルアンプなので同様に音質は出力管のチョイスに依存するところが大きいと思っていました。だた、このアンプは多極菅仕様で以下の真空管が使用可能:

Low power: 6V6, 6F6, 6V6GT, 6F6GT

Mid power: 7581, 5881, 6L6, 6L6GT, 6L6GC, 7027, 7027A, EL34, WE350B

High power: KT66, KT77, KT88, KT90, 6550, 6550A, KT120, KT150

しかも三極管接続とUL接続の切り替えができる!

真空管で出力も異なり、目安として、UL接続の場合上記の分類がLowのものは2 x 4.5 W; Mid で2 x 6.8 W; Highで2 x 12,5 W となります。三極管接続にすると、KT-88の場合およそ2 x 7.2W となるようです(出典:https://getaudio.eu/en/elekit-tu-8800-pentode-single-ended-tube-amp-diy-kit/ )

これらの球は、メーカー、ヴィンテージなどを考えるとかなりの数! それにドライブ段の12AT7/ECC81 のメーカー、ヴィンテージも考えると組み合わせは無限に広がる…。真空管アンプ・マニアとしてはやはり、好みの組み合わせを探したい!そこに現れた心強い助っ人がこれ:


「菅球王国」の97〜99号。「エレキットTU8800アムトランス仕様ルンダールヴァージョンで現行/ヴィンテージの5極管、ビーム管を聴き比べ」という3号に渡る企画でした。比べたのはなんと57種! 無論、試聴環境、特にスピーカーが違うので鵜呑みにはできませんが、ある種の道標にはなり、これらを読んで好みに合いそうかと思って集めたのがこのページ最上段の写真の真空管たち。我ながら、「好きだね〜」と思ってしまいます。これだけ投資するのであればもっと高価なアンプを買えば?とも思いますが、真空管アンプを使う限り、高価なものを買っても結局は好みの真空管を探しに投資(散財?)してしまうと思います。

それぞれの出力管とは複数種のドライバー管との組み合わせを試して、最も好ましいものでしばらく使って好きかどうかというやり方で試しています。いちいち書くとキリがないので、結論から気になった真空管と音の印象をまとめると:

PSVANE: EL34P (中国製) : 私が試した中では最もニュートラルで中庸・情報量も最も多いかと思われた。真空管アンプに求める温もりに欠けるような気がしないでもなく、もう少しでも暖かみがあると好みにピッタリかも。

復刻Golden Lion KT-88 (ロシア製): 試した中では、最も好みなバランスで良かったのですが、風評通り品質にムラがあるようで、2度アンプの過電流保護回路が働き使用を断念。ウクライナ侵攻後、ロシア管は入手が難しく、倫理的にも買うことを躊躇するので、とりあえず諦めることに。

ヴィンテージGolden Lion KT-88 (英国製): 憧れの球を入手できただけでも幸運。しかし、期待していた魔法は訪れなかった(こちら)。我が家のシステムのソース部分にも最近手を入れているので、近々もう一度試聴する予定。

Tung Sol KT-150 (ロシア製): これが良いかと思い、しばらく使っていましたが、我が家のシステムでは音が細身になるような気がしてきて、その割には情報量は特に多かったという印象はありませんでした。他の球以上にドライバー管との相性にとても敏感であった印象です。

ヴィンテージBrimar 6V6GTY/CV511 (英国製): ずっと使っていた300Bシングルアンプを彷彿される音色でしばらくはお気に入りでしたが、他と比べると音数が少ないのがはっきりと…。オーディオマニアでなければこれで満足していたと思います。

ヴィンテージ Tung Sol 5881 (アメリカ製): 今のところ、これがベスト。何が良いのかはっきりとは言えませんが、聞いていて一番音楽にのめりこめて、煩く感じることなく、私のオーディオマニアの欲求もそれなりに満たしてくれるかなという球です。

これからも少しづつ他の球も試していきたいので、これはというものに巡り合ったら投稿しますね。

2022/10/06

英国製 Gold Lion KT-88


アムトランスのオンラインショップ(こちら)を覗いたら、なんとイギリスGEC/M-OValve社KT-88 2年保証 というのがあって、思わずポチってしまいました😅。 まさか、手にすることになるとは思ってもいなかった憧れの出力管です。 

黄金のライオンのロゴが裏になるようにしか挿せないのは残念!

 到着後、なんとなく使うのがもったいなくて、元箱に入れたまましばらく机に置いて眺めてニンマリとしていましたが、ようやくアンプに挿して使い始めました。 正直言って、音的に魔法が起る!という期待は過度なものであったと認めざるを得ません。変な言い方ですが、オーディオ的に音が良いというよりも、良い音で音楽が楽しめる真空管であったと思っています。いずえにせよ、これを入手できて、使ってみれたということは自分のオーディオ趣味にとって色んな意味で良い経験になることと思います。