前回の更新から3ヶ月以上経ってしまった... とにかく忙しくてストレスと溜まった時期でした (まだストレスは抜けていませんが…😵)
この際にと思って、プリアンプの更なるアップグレードに取り組みました、9月初め頃のことです。 行ったことは以下の通り
- アッテネーターをアムトランスのSATS L-pad型 ステレオアッテネーター(Supremeシリーズ https://www.amtrans.jp/SHOP/AT-SATS-xxx.html)に交換オーグラインターミネータ(
- オーグラインターミネータ(https://aug-line.com/products/terminator)を電源部分に導入。 最小はBybee 素子(こちら)を考えていたのですが、円安に加えて、どのパーツサイトでも高いバージョンの在庫しか無く、どうしたものか?かと思っていたところ、中古でこれを買うことができました。製造元の廃業で入手困難なパーツです。
- 音声信号入力箇所の抵抗をVISHAYのVAR-Series Z-FOIL RESISTOR(こちら)に交換。
- 音声信号が通る箇所の配線材をACW-EX (7/0.3mm) PC-Triple C/EX 機器用配線材 (こちら)に交換。
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| アムトランスのSATS L-pad型 ステレオアッテネーター |
貴重な週末を費やして、アップグレードを施して、期待に胸をときめかせてプリアンプをメインシステムに設置して電源を入れると何故か左チャネルだけ盛大な雑音、慌てて電源を切る。念のため、ラインケーブルを左右逆にしてスイッチを入れると今度は右から。これはプリアンプが原因としか考えられないと、作業台へ逆戻り。 色々とやって、再度テストを試みるも、今度は全く音が出てこない! 困った、正直 かなり落ち込みました。
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| オーグラインターミネータ |
ここからが長い道のりでした。ただですら時間が取れないのに、いくつかの貴重な週末を費やしても治らない😫 思い切って、内部配線を全て外して、配線材も全て新調し取り付け直し。 このプリアンプはリレーやタイマーICがふんだんに使われているので、念の為それらのスペアもMoserやRS Components で探して調達。 その中でも特に怪しいと思われた (単なるカンですが…) タイマーIC(LM555N)を2個、新品と交換、ついでに真空管もスペアで持っていた新品と交換。 作業台のある部屋に使ってい無くてしまってあったスピーカーとパワーアンプでテスト環境もつくったので、まずはそこでテスト。 何故か、電源ONを示すLEDは発光しないが、リレーが入った作動音が聞こえたので、音を出してみると、ちゃんと出た🥳 嬉しかった! LEDに関してはその後色々と調べて、テストもしたけど どこが悪いのか皆目見当つかずなので、とりあえず後回しにして、プリアンプをメインのシステムに繋ぎました。 ちゃんと音が出て、安堵。でも、とても変な音。 まずはエージングだと気を取り直して、でもオーディオマニアにとっては極度に落ち込むほどのあまりにも酷い音なのでパワーアンプの電源は入れずにソースとプリアンプだけでエージングを約100時間程度。なんとか聴けるレベルになって、やれやれです。 肝心のアップグレードの音質的効果ですが、音は良くなったと思います。(これだけやったのだから気のせいでも良くなったと感じたい!) あと100時間ぐらい鳴らしたらもっと良くなることを期待しています。



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