2022/03/28

MACTONE M63のゴソゴソ


Elekit TU-8800のヒューズをオーディオ用のもの(こちら)に変えるため、一旦システムから外してその間MACTONE M63 (こちら)にパワーアンプを入れ替え。 TU-8800はニューズを変えるのにもエンクロジャーを開けないといけないのでちょっと面倒なのです。

M63を使っていると、ゴソゴソと耳かきでみみを掃除しているような音が聞こえるので、もしかして真空管が劣化か?あるいはカップリングコンデンサー?と悪い方向のことがまず頭に浮かびましたが、とりあえずは真空管の差し込みに緩みはないかを試すためにカバー(ボンネット)を外してチェック。だいぶ年季が入っているのでソケットにあそびがあるようでしたが、一応全ての真空管を抜いて・差して、再接続して音をしてみるとゴソゴソが出なくなりました。今のところ大丈夫なので一安心しているのですが…。

2022/03/25

Elekit TU-8800 (ルンダール出力トランス+パーツアップグレード版) 完成



製作中と紹介させていただいたElekit TU-8800 (ルンダール出力トランス+パーツアップグレード版)(こちら) が 完成しました! まだエージング中ですが、いい音で鳴ってくれています。5極菅シングルアンプは以前から一度作って使ってみたいと思っていましたがようやく叶いました😃ちなみに私はボリュームの代わりに固定抵抗を入れてパワーアンプとして使う様にしました。

エージング中とはいえ、この時のために少しずつ調達してきた真空管を試し始めています。今のところ、気に入っているのが英国Brimar社製の6V6GTY/CV/611 (軍用仕様)と Mullard ECC81/12AT7/CV4024 (軍用管・Watford Valves社 クライオ処理バージョン)。いずれ詳しく
レポートしますが、シングルだからなのか出力管の違いがはっきりと音に出てきます。

現行品の出力管はロシア製のもが主流です。すでに私も何組か持っていますが、ウクライナのことを考えるとさらに買い足そうとは思えません。

2022/03/16

デジタル再生 本格開始!


クロック(こちら)を設置接続して、デジタル再生を本格的に再開しました!  

音源がウィーンにいたころのレファレンスレベルに復活したのでオーディオ的な聴き方もできるようになりました。

そうなると、粗も見えやすくなってきたので、それが良いのか? という気がしないでもありません。

2022/03/05

アナログ再生 再開 その2 - レコード・プレーヤー 


フォノイコの電源トランスを替えた(こちら)後、レコード・プレーヤーをセットしました。 ウィーンのオーディオ仲間で友人のノベルトさんに譲ってもらったリンLP12(こちら)です。モデルは古いのですが、アームはEKOS、 電源はLingo, そしてTrampolinが付いた当時のフラッグシップ。 カートリッジはウィーンにいる間にKrystalにアップグレード、そしてアームの不具合も修理しました。

まずは、梱包する際に外したアームにカートリッジを取り付け、プレーヤーの底板を外してアームを取り付けました。 底板を外したついでにフォノケーブルをこれまたウィーンを離れる前に入手したLinnのT-Kable(現行品ですが中古を購入)にアップグレード。Lingoの電圧を変更しそれに合わせてヒューズを交換。そして試しに音出し。 悪くはないのですが何か気になります。 箱から出した時にベアリングのオイルがこぼれた跡があったのでそれかな思い早速注文。オイルは航空便に乗せられないらしく長い船旅で沖縄に到着。待ってましてとオイル交換をすると思っていた以上に減っていたようでした。交換後はこんなに変わるのか?と思うほど音が良くなって胸をなでおろしました!

ウィーンを出る前に知り合いから特別に譲ってもらったリンのLP12セットアップ用の治具があったので作業はとても楽にできました。

LP12にはいろんなアップグレードがあり、しかも結構値が張るのでこのまま使っていこうと思うのですが、新世代ベアリングのカールセルだけは気になっています。


もともとのフォノケーブル

2022/03/02

Elekit TU-8800 製作中


いろんなことがあって、遅々と進んでいませんが、Elekit TU-8800(こちら)を作成中です。 ウィーンにいた去年の一月に音響エンジニアのDavidさん(こちら)がElekitの新製品が凄いといって、聞かせてくれたのがきっかっけで、沖縄に戻ったらメインのパワーアンプにしようと思い、限定生産とのことで帰国前に注文し実家に届けてもらっていたものです。TU-8800アップグレード用のLundahl (ルンダール)出力トランスは、日本では別売りしていなかったので、ヨーロッパで買い求め引っ越し荷物に入れてきました。

要所のパーツは今までの経験をもとに好みのものへアップグレード。半田もウィーンで行った音質テスト(こちら)と今までの経験をもとに3種を使い分け作っています。完成する日も近々です。

ルンダールのトランスは武骨でいかにも音が良さそう!