これも2ヶ月以上前のことだが、我が家のデジタルオーディオ再生環境(こちら)の核であったMacMiniの調子が悪く、前に買った同機種のスペアもあるのだが、そのセットアップが面倒だと不精して、しばらくLPばかり聴いていたが、ふと思いだし押し入れからVolumio Primoを出してきた。これは最近日本にも輸入されるようになったPrimoの前のバージョン。3年ほど前にウィーンにいる時に買って(こちら)、試してみたものの、その時はMacMini経由の方が良い音に聞こえ、使いこなしを怠りしまい込んでいたもの。
ハードとソフトで構成される、ある意味でコンピューターと言っても良いこのようなデジタル機器は暫く使っていないと、なぜかうまく動かなくなることが多いのだが、このPrimo も然り。結局、全て初期化して、機器のユーザー登録から設定をやり直し、ファームウェア、そしてOSと音楽再生ソフトが一体になったVolumioを最新バージョンにアップデート。やっと音が出るようになるまで延2日ほど。スペアのMacMiniをセットアップするより随分と手間がかかったが、そっちをやる方に腰が上がらなかったのはきっと心の何処かに違うことをやってみたいという気持ちがあったのだなと気づいた次第。
まずはPrimo からアナログ出力でプリアンプに繋いで聴いて、その後デジタル出力(SPDIF)でWeiss DAC2を通してプリアンプに繋ぐと、当然かもしれないが後者の方が音が良い。沖縄の我が家のシステムではMacMiniを通して聴いていた音(記憶にある限り...)よりこっちの方がちょっとだけ良いような気がしたのでオーディオマニアの本性が目覚めて、使いこなしのためと暫く散財が続き、たまに動作が?となるのは残念だが、今では結構良い音でデジタル再生ができるようになったのではないかとの自己満足に浸りつつデジタルばかり聴いる。何をやったかは追々書いていくので乞うご期待。
こんなチビチビでお手頃価格(オーディオマニア的には)のストリーマーでこれだけ良い音がするのではあれば…とマニアの悪の囁きも聞こえてくるのだが、憧れのGrimm Audio MU2は私の懐にはあまりにもお値段が高すぎるので、Volumio RIVOが気になってしょうがない今日この頃…宝くじでも当たれば当然MU2なのだが…😅