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2024/08/27

実家のオーディオ  ー その2 <つづき>


前回からの続きです。 デジタルは最初パソコンのイアフォンジャックからアンプへ変換ケーブルを使って繋いでいたのですが、その後 Sonos Port (https://www.sonos.com/port)を購入しストリーミングで楽しんでいます。いわゆるネットワークプレヤーのようなものですが、機能がファイルが24/44.1との限りがあります。ソフトのUIがよく手頃で、音も悪くはないのでお気軽に既存のオーディオに繋いでストリーミングで音楽を聴けます。ソノスは10年以上前からずっと長く使っており、恩納村の自宅でもVisualとBGM用に活躍してくれています。

実家のオーディオの音ですが、これで充分だと思える音です。 特に良いのは音の傾向がオーディオの趣味的に音が云々ではなくて、(恐らく)一般の多くの人たちも良い音だと感想を述べるであろう音で音楽が楽しめることかと思います。 僕のオーディオの趣味的格闘・試行錯誤をはたで聴いてきた妻は『ボリュームあげて…うんうんいい音だね、後は音源の音の良し悪しだけだね〜…』とのコメント。オーディオマニアとしては認めたくないのですが、心の中では認めざるを得ないなあ〜と思った次第。

これらを揃えるまではヴィンテージ・オーディオに懐疑的でした。ヴィンテージの方が良いとまでは言いませんが、今はオーディオの黄金時代の機器には良い音で音楽を聴かせるというソウルまたは哲学のようなものが強く感じられると思っています。

ーつづくー



2024/06/30

SUPRA USB 2.0 EXCALIBUR ケーブル


音楽ファイルを保存している外付けSSD の接続に使うUSBケーブルですがいくつか使ってみて、Supra のものに落ち着いていましたが、音的に気になる事が出てきて、2年ほど前に発売された上位商品である Excalibur (https://www.saec-com.co.jp/product/supra-usb-20-excalibur/ )  にかえました。


2011年発売の従来品(出典:https://saec-com.co.jp/product/supra-usb20-%E3%82%B7%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%BA/


従来品は音が良くてオーディオマニア向けUSBケーブルとしては格安でとてもコスパが高い製品ですが11年後にあえてUSB2.0と銘打って発売されたExaliburはどうなのか? データ導線は銀メッキ無酸素銅のツイストペア、電源導線は4本の錫メッ銅線のスターカッドというデータ導線部分と電源導線部分の素材・構造をそれぞれに適正化し、下の図のように内部で完全に分離して、シールドもより強化という、スペック的にはいかにも音がよくなりそうな期待を持たせます。
Excalibur の導線構造 (出典:https://saec-com.co.jp/product/supra-usb-20-excalibur/


従来品と比べると音的には端正で特に高域がすっきりと伸びていくという感じです。情報量も上がった感じ。ちょっと硬めの音ですが、多分エージングで良くなるのでしょう。コスパは良いと思います。

早めの夏季休暇をいただき旅行に行くので、更新は遅れるかも知れませんが悪しからず。


2024/04/13

初代 Volumio -Primo version1 の使いこなし A&R Lab FIX Current +CPM spなど

 


前回(https://isakusphereokinawa.blogspot.com/2024/02/volumio-primo-v1.html)からの続きです…。

まずやったのは電源回り、付属の電源アダプターをGaN (窒化ガリウム) USB充電器に変えてトリガーケーブルを出川式電源の FIX Current +CPM sp (詳細はこちら、A&R Lab HP) 介して接続。 これは優れもので、安くはないですが、我が家のシステムではそれだけの音質向上効果があると思います。GaNアダプターもメーカー、容量(W数)などの違いで微妙に音が変わります。色々と試して、ELECOMの45Wのもの(アマゾン)に落ち着いてます。トリガーケーブルも然り。我が家のシステムでは安いアマゾンで買ったもの(こちら)がオーディオ用の高級品より好みに合っているようが気がしました。



PRIMO version1とWeiss DAC2の間は、SPDIFでRCA 端子デジタルケーブルで繋いでいます。15年ほど前に使っていたオーディオ用のRCAデジタルケーブルだとなぜが信号が通じず、知り合いの録音エンジニアの方がFBで紹介していたBelden 1695とカナレのデジタル(映像) 専用75Ω RCA 高周波用プラグを使ったケーブル(こちら)を購入。 とても音が良く、オーディオマニア的には考えられないコスパの良さ。高いものを買う前に是非これを試してください。

Primo version 1は、サンシャイン ボード(こちら)の上に置樹、DAC からプリアンプの間はアムトランスのケーブル(こちら)を使っています。

2024/02/13

Volumio Primo (V1・初代)

 


これも2ヶ月以上前のことだが、我が家のデジタルオーディオ再生環境(こちら)の核であったMacMiniの調子が悪く、前に買った同機種のスペアもあるのだが、そのセットアップが面倒だと不精して、しばらくLPばかり聴いていたが、ふと思いだし押し入れからVolumio Primoを出してきた。これは最近日本にも輸入されるようになったPrimoの前のバージョン。3年ほど前にウィーンにいる時に買って(こちら)、試してみたものの、その時はMacMini経由の方が良い音に聞こえ、使いこなしを怠りしまい込んでいたもの。 

ハードとソフトで構成される、ある意味でコンピューターと言っても良いこのようなデジタル機器は暫く使っていないと、なぜかうまく動かなくなることが多いのだが、このPrimo も然り。結局、全て初期化して、機器のユーザー登録から設定をやり直し、ファームウェア、そしてOSと音楽再生ソフトが一体になったVolumioを最新バージョンにアップデート。やっと音が出るようになるまで延2日ほど。スペアのMacMiniをセットアップするより随分と手間がかかったが、そっちをやる方に腰が上がらなかったのはきっと心の何処かに違うことをやってみたいという気持ちがあったのだなと気づいた次第。

まずはPrimo からアナログ出力でプリアンプに繋いで聴いて、その後デジタル出力(SPDIF)でWeiss DAC2を通してプリアンプに繋ぐと、当然かもしれないが後者の方が音が良い。沖縄の我が家のシステムではMacMiniを通して聴いていた音(記憶にある限り...)よりこっちの方がちょっとだけ良いような気がしたのでオーディオマニアの本性が目覚めて、使いこなしのためと暫く散財が続き、たまに動作が?となるのは残念だが、今では結構良い音でデジタル再生ができるようになったのではないかとの自己満足に浸りつつデジタルばかり聴いる。何をやったかは追々書いていくので乞うご期待。

こんなチビチビでお手頃価格(オーディオマニア的には)のストリーマーでこれだけ良い音がするのではあれば…とマニアの悪の囁きも聞こえてくるのだが、憧れのGrimm Audio MU2は私の懐にはあまりにもお値段が高すぎるので、Volumio RIVOが気になってしょうがない今日この頃…宝くじでも当たれば当然MU2なのだが…😅



2023/04/27

スイッチング・ハブ Silent Angel N8 を導入


我が家のネットワーク・スイッチング・ハブをNetgearの普通のものからSilent Angel N8 替えました。Qobuz, Tidalのストリーミング音質向上にびっくり。 

オーディオ機器としては比較的手頃な値段のもので、費用対効果はとても良いと思います。オーディオ・マニアでストリーミングで音楽をよく聴くのであればスイッチング・ハブのアップグレードはお薦めです。

我が家のデジタル音楽再生環境はこちら:https://isakusphereokinawa.blogspot.com/2022/09/blog-post.html

輸入元の製品紹介ページ:https://kanjitsu.com/product/n8/


2022/09/30

我が家のデジタル音源再生環境



今のところあまりブログでは書いていませんが、我が家のオーディオでレファレンスとなる音源はファイル・ベースのデジタル音源でその多くはいわゆるハイレゾ音源です。 音を良くしようとして色々とやっていくと結構複雑になってきて、簡単にまとめても上の図のようになります。 中心となるDAC もMacも2010年以前に発売・製造されたものです。もっと新しい機器が良いのでは?と思われるかもしれません。僕も何度も思いました。でも今の時点ではっきり聞き分けられる違いでこれらを超えるものというと、実勢販売価格 でも100万円を超えるものになってしまうので手が出せません。しかし、コンピューターの技術はそれらが音響のような特定の用途によっては有効なものであっても、汎用的にも優れていないと陳腐化していくのが残念なところです。FireWireなどはその良い例かと思います。これだけ技術が進んでいるので手頃で良い音の機器が出てきても良いとは思うのですが、オーディオの市場というのは利潤追求という感からは市場規模が小さいのかもしれません。ちなみにWeiss DAC2はまだ現役です。

中心となる機器はとりあえずはそのままにしておこうかと思っているので、次はネットワーク・スイッチイング・ハブをオーディオ用に特化したものに変えたいのですが、欲しかったJSPC製のものが製造終了となったようで、どうしようかと考えているとことです。

オーディオ全般にも言えることかもしれませんが、デジタル再生環境を突き詰めていくと、危機よりも音源の音の良さが再生する音の良さに及ぼす影響が大きくなってくると思います。そしてデジタル音源の音の良さはフォマート云々ではなく、やはり録音・マスタリングが決めてになると考えて良いかと思います。ハイレゾだからというだけでは必ずしも音が良いというわけではありません。もともと音が良かった古いCDをリッピングしたファイルが後から出てきたハイレゾファイルより音が良いということはよくあります。でも元々音が良いものは、往々にしてハイレゾの方が音が良いことが多く驚くほど素晴らしい音の音源も多くあります。さらにいうなら、デジタル音源の場合は、一般的に元々のマスターと同じフォーマット(例えば元々が24/44.1 だったら再生用の音源ファイルも24/44.1)の方がベターな場合が多いようです。 いずれにせよ音の良い音源を探すには実際に聞いてみないとわからないので、Qobuzのハイレゾストリーミングで聞いて音が良いものはファイルを購入しダウンロードして聴くことにしています。もちろん、音楽的には好きだけど音は良くないものやその逆も多いということはオーディオ・マニアである自分にとっては悩ましいところです。

上の図のデジタル機器に関し、過去に書いたブログの投稿のリンクは以下の通りです。ご覧ください。  まだ書いていないものに関してはこれから書いていきますので乞うご期待:

Syncro-Genius Master Clock:

http://isakusphere.blogspot.com/2017/10/audio-design-reading-syncrogenius-hd-pro.html

http://isakusphere.blogspot.com/2018/01/bnc.html

JSPC SE 1-USB:

http://isakusphere.blogspot.com/2018/01/jspc-audio-accessories-se1-usb-usb-uoc.html

Weiss DAC2:

http://isakusphere.blogspot.com/2019/02/dac.html

Audirvana 3.5:

http://isakusphere.blogspot.com/2019/06/audirvana-3511-for-mac.html

ケーブル類:

http://isakusphere.blogspot.com/2020/07/kondo-ksllpz.html

http://isakusphere.blogspot.com/2017/11/supra-cat8-ethernet-cable-with.html


2022/05/13

アモルメットコアを試した


ようやく、前から興味があった中村製作所のアモルメットコアを試しました。ネットでは 音声信号が通るケーブル(ライン・スピーカー)に使う場合が多いようですが、この手のものは、なんとなくそれは嫌な気がして(あくまでも個人的な好み)て電源ケーブルで試聴。我が家では、Supra LoRad 3x2.5 SPCケーブル(こちら) にFurutech FI-28 コンセット及びIECインレット プラグ (こちら)。インレットプラグの中にはファインメット・コアを入れています。F I -28 は主にGoldを使っていますが、機器によりもっと音に広がりがあった方が良いと思う場合はRohdiumを使用。


このようにファインメットコアをインレット内に取り付けています

インレットプラグの中にはファインメット・コアを入れています。今回はこのファインメット・コアをコモンモード専用のAmormet NSに換えてみました。試す機器はまずDAC(こちら)。 我が家では、DACが電源周りの変化による音の違いが一番はっきりと聴き取れる機器だからです。

一言で音はどう変わったかというと、今までデジタル再生で気になっていた癖のようなものが無くなったということかと思います。語弊があるといけないのですが、ここでいう癖のようなものというのは、長年聴き続けてきて徐々に気になってくる音の臭いのようなものかと思います。 具体的に低域・高域云々というのではなく、付帯する音色の特徴ととも言えるかも知れません。この癖のようなものがなくなったおかげで気になるところが無くなりよりリラックスして音楽を楽しく聴けるようになったかと思います。それまでは聴く度に、我が家のデジタル再生の音質は頭打ちになってきた、何か大きな変化(例えばDACを変えるとか?)が必要か?と悩んでいました。


アマゾンのアモルメット・コアのページ:https://amzn.to/3wlHwPQ


2022/03/16

デジタル再生 本格開始!


クロック(こちら)を設置接続して、デジタル再生を本格的に再開しました!  

音源がウィーンにいたころのレファレンスレベルに復活したのでオーディオ的な聴き方もできるようになりました。

そうなると、粗も見えやすくなってきたので、それが良いのか? という気がしないでもありません。