好みの出力管を探すために入手した真空管たち |
しばらくぶりの投稿です。ご無沙汰していました。書きたいことは沢山あるのですが、仕事がとても忙しくなりブログを書く気持ちの余裕がありませんでした。
私は、沖縄に帰ってくるまでは300Bのシングルアンプを使っていたので、出力管で音が大きく変わってくるということを経験していました。当然ながらドライバー管との相性・組み合わせも大きく影響します。TU-8800もシングルアンプなので同様に音質は出力管のチョイスに依存するところが大きいと思っていました。だた、このアンプは多極菅仕様で以下の真空管が使用可能:
Low power: 6V6, 6F6, 6V6GT, 6F6GT
Mid power: 7581, 5881, 6L6, 6L6GT, 6L6GC, 7027, 7027A, EL34, WE350B
High power: KT66, KT77, KT88, KT90, 6550, 6550A, KT120, KT150
しかも三極管接続とUL接続の切り替えができる!
真空管で出力も異なり、目安として、UL接続の場合上記の分類がLowのものは2 x 4.5 W; Mid で2 x 6.8 W; Highで2 x 12,5 W となります。三極管接続にすると、KT-88の場合およそ2 x 7.2W となるようです(出典:https://getaudio.eu/en/elekit-tu-8800-pentode-single-ended-tube-amp-diy-kit/ )
これらの球は、メーカー、ヴィンテージなどを考えるとかなりの数! それにドライブ段の12AT7/ECC81 のメーカー、ヴィンテージも考えると組み合わせは無限に広がる…。真空管アンプ・マニアとしてはやはり、好みの組み合わせを探したい!そこに現れた心強い助っ人がこれ:
「菅球王国」の97〜99号。「エレキットTU8800アムトランス仕様ルンダールヴァージョンで現行/ヴィンテージの5極管、ビーム管を聴き比べ」という3号に渡る企画でした。比べたのはなんと57種! 無論、試聴環境、特にスピーカーが違うので鵜呑みにはできませんが、ある種の道標にはなり、これらを読んで好みに合いそうかと思って集めたのがこのページ最上段の写真の真空管たち。我ながら、「好きだね〜」と思ってしまいます。これだけ投資するのであればもっと高価なアンプを買えば?とも思いますが、真空管アンプを使う限り、高価なものを買っても結局は好みの真空管を探しに投資(散財?)してしまうと思います。
0 件のコメント:
コメントを投稿