メディアコンバーター導入(こちら)で我が家システムのデジタル再生の伸び代の可能性を感じて、散々悩んだ末、清水の舞台から飛び降りる気持ちでSforzato DSP-Corvusの導入しました。2ヶ月ほど前のことです。Grimm のMU2に憧れていたのですが、予算的にどう足掻いても無理でした。
Sforzatoを選んだのは、昨年夏にオーディオ仲間のお宅を訪れた際にDSP-Pavoを聴いたことがきっかけです。素晴らしい音のシステムで、その訪問がRoon導入(こちら)のきっかけにもなりました、感謝です。デジタル音源再生からより良い音を出すにはデジタルプレヤーのアップグレードが必要であると思い始め、中古のPavoをオークションなどで探しましたが、出品があまりありません。出てきてもPavo の後継機がかなり高額なものになったこともあってか、落札価格は新品時の値段とほとんど変わらず、競り落すに至りませんでした。懐的に同社のDSP-Carinaが良かったのですがその時はまだRoon Readyの認証がおりておらず、「…1筐体の中にトランスポートとDACを納め、ZERO LINK相当の通信でつないで…」 という点も大きな魅力で一大決心をしてCorvusに決めました。
やはりクロックは肝なので、PMC-Geminiも合わせて導入。PMC-Delphinusの方が良かったのですが、こちらも予算的に無理でした…。いずれはアップグレードしたいと思っています。
CorvusとGeminiに大いに満足しています。しかし、まだCorvusの実力は引き出せていないような気がしてなりません。もしかすると音源ソースの機器を大幅にアップグレードしたため、音質的なボトルネックは実際にはその他のところにあったということが表に出てきたのかもしれません。今までの経験ですと ファイル音源再生のためのデジタル機器は、使いこなしでその良さが引き出せた音という事の方が多かったという印象です。今回も例外ではない様です。
我が家のシステムでは、Corvus は出力するアナログ・インターコネクト(ライン)ケーブルを替えることで音がはっきりとそして大きく変わります。まだ最適なものを探し出せていません。我が家のシステムで実際に試さないとわからないけど、一々買うことは出来ないので、手持ちものも・自作・或いはお借りできるものを試しています。 同じ導線でもRCAかXLRで繋ぐかで結構音が変わるし、プラグそのものを変えるとまた音は変わります。 変化の度合いは異なりますがケーブルを替えるたびに、私だけでなく、妻が聞いてもはっきりとわかる違いです。訪ねてきたオーディオには全く素人の音楽家の親戚にも聞き比べてもらったら、ケーブルを変えただけでこんなに変わるのかと驚いていました。最終的には自分の尺度・好みでの決めないといけないのですが、この判断がおそらく一番難しいと思っています。まあ、オーディオ・マニアの楽しみの一つといえばそうなのですけどね。ぼちぼち進捗を書いていきますので楽しみしていてくださいね。


0 件のコメント:
コメントを投稿