2022/10/27

復刻 ライカ ズミルックスM f1.4/35mm 1961年バージョン

出典:https://leica-camera.com/en-GB/press/leica-summilux-m-35mm-f14



ついこの間、ライカがフィルムカメラM6を復刻発売しましたが、そのコンパニオンとして  ズミルックスM f1.4/35mm 1961年バージョンも復刻とのニュース。

2000年代前半のクラシックカメラブームではライカMレンズの中でも特に好き嫌いの分かれる癖玉として独自のニッチを持っていたレンズ。 私は その第二世代モデルを2回買って、2回とも処分してしまいました。絞り開放での独特のフレアがかった甘い描写は悪くはありませんでしたが、色の出方が私の好みのライカレンズの個性とは若干違っていたこと、またライカ独特のピントがあったところはシャープでそれがボケの中に溶け込んでいくという当時はライカレンズならではの描写はSummicron 35mm f2の方が好みだったし、絞り開放(F1.4)ではその効果を狙った絵作りには良いですが、汎用的に使うにはF2.8ぐらいまで絞らないと十分とは言えず、だったらズミクロンが良いかという結論になりました。当時の価格もそれを反映しており、例えばズミクロンの7枚玉と同程度か安めだったと記憶しています。(ちなみに私はズミクロンの6枚玉が好みで今でもよく使っています。)

ズミルクスと同じ名前でも非球面バージョンはF1.4からものすごくシャープでボケも綺麗、このレンズも20年近く前からずっと使い続けています。私のは超高価な第一世代でなくASPHと書かれた第2世代のものです。

この復刻ズミルクス、おそらくコーティングなどの現代の技術の取り入れているようで、デジタル時代にも対応する描写とのこと。使ってみたいです。

娘の卒業式に出るため、2週間ほど海外に行ってきますので次の更新は帰国後となります。悪しからず。

ライカジャパンのHP:https://store.leica-camera.jp/products/detail/2379

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