2022/12/29

Fidelix Lirico - MC ヘッドアンプ



去年の3月にウィーンを離れた際に、オーディオ仲間で友人のノベルトさん(こちら)から彼がアナログ盤をAD変換してCDに落としたものをいただきました。一度彼の家で聞かせもらったもので、その時に音の良さにいたく感激したことを覚えていたくれたのです。このいわゆる「板おこし」に使ったのでイギリスのNVA社(https://nvahifi.co.uk/)のフォノイコでノベルとさんのメイン機器です。 

沖縄に来てから一度も聞いていなかったそのCDをひと月ほど前にたまたまかけたら、その音の良さに再度ビックリ。 これがきっかけでアナログ周りを今一度見直してみることにしました。

その時点でのアナログシステムは、Linn LP 12 (EKOS, Lingo, Krystal)+K&KAudioのLudahl LL1931 使用のMCステップアップトランス(こちら)とANK Audio Kitsの自分で組み立て一部改造したフォノイコ (こちら)です。トランスとフォノイコ、フォノイコとプリアンプ間のケーブルは自作のもの(こちら)。
  
こうなるとやはり、フォノイコを換えてみたい! オーディオ大先輩の友人からは、DACTのボード(http://www.dact.com/html/phono_stages.html)を使った自作を勧められましたが、今回は、今後のDIYのためにレファレンスとして既製品が欲しいとの気持ちもあり、色々と悩んでいたのですが、Fidelix 社のLeggiero(レジェーロ)  に心が固まり。同社に電話すると在庫がないとのことで予約を入れました。 気持ちはレジェーロになっているので、ネットや雑誌などで色々とFidelix社製品の記事・投稿を読んでいると、MCヘッドアンプのLiricoも良いらしく、レジェーロと組み合わせると最強らしい。もうすぐ還暦の誕生日だから自分からのプレゼントと言い訳をつけて、Fidelix社に電話すると在庫があるとのこと。というわけでLiricoが先に我が家にやってきました。

到着翌日は出張の予定があったのですが、待ちきれずステップアップトランス(SUT)と交換して試聴。久しぶりに「ワオ〜」な感激。聴き慣れたレコード から聞こえてくる情報量の多さにビックリしました。期待を大きく上回るものでした。 聴こえなかった音が聞こえるというよりも、声・楽器などの質感が大きく向上、録音時のニュアンス(ホールエコー、スタジオ録音だと録音時のエコーの掛け方など)がはっきりと聴き取れます。K&KAudioのSUTも、ウィーンでオーディオ仲間を唸らせた優れもので、その音はとても気に入っているのですが、 Lirico  を使うと同じスペクトラム上で良し悪しを比較するというのとは別次元の異なる再生ができると言った感じです。  

出張で当初のユーフォリアからだいぶ覚めて、より冷静に両者を比較すると、Liricioはより中庸でフラットにカートリッジで拾った音をそのまま逃すことなく再生するという感じで、音の良いレコードからはそれが2、30年前のものであっても、最近の録音されたアルバムのハイレゾファイルと比較しても遜色を感じさせない鮮度の高解像で情報量の高い良い音が再生できます。K&KAudioのSUTは、カートリッジが拾った音に多少の解釈が加わって、Liricoとは違った聴きごたえのある音を聴かせてくれると言った感じです。私の記憶と経験値をもとに述べるなら、Liricoの方がはるかに大きな音質的アップグレード効果があるように思われます。 

Lirico は、安い買い物ではありませんが、既にMCカートリッジをお持ちで、カートリッジのアップグレードをお考えであれば、高いカートリッジよりもLiricoの方がより音質に与えるアップグレード効果が高いのでは無いかと考えます。高級カートリッジを買う前にこちらを検討するのも良いかと思いますよ。 


2022/12/23

Haigner - PianoForte Loudspeakers - ネットワークコンデンサのアップグレード 



ヨーロッパの旅行から帰ってきてから、すぐ出張などもあり、気忙しく ブログ更新まで手が回らずご無沙汰してすみません。

私が今使っているスピーカーは、Haigner 社 (こちら)主宰でウィーンのオーディオ友達でもある David Haigner氏が作ってくれた「PianoForte」です。ちょうど私がウィーンを離れることが決まり、彼に日本の住宅事情にあったものが欲しいと相談したら、当時試作中であったこのスピーカーを勧められました。ダビッドさんは完璧主義なアーティスト肌で友人思いの方なので、より良いものをと最後の最後までネットワークの適正化のためチューニングしてくれて、届いたのは引っ越し屋さんが荷造りに来た当日! 沖縄で初めて聴くことになったスピーカーです。去年の今頃オーディオを再開し、聴き始めて一年ちょっとになります。

ご覧の通り、ツーウェイですが、彼設計の小型エンクロージャー集大成とのことで、一見バックロードホーンに見えますが中身は全く異なり、製作中に中身を見せてもらいましたが、技術的なことは全く分かりませんでした。このサイズからすると軽量なスピーカーですが、音は申し分ない私好みの音で特にサイズからは考え難い低域の再生は白眉です。 我が家はリビングオーディオなのでセッティングに制限があるのですが、試作品をダビッドさんの家で聞いた時は音場・音像再生もかなりの優れものでした。

先月、ウィーンに行った際に、ダビッドさんとノベルトさんに会って会食をした際に、彼がネットワークのコンデンサをドイツ Intertechnic社の Ayudyn True Copper(こちら)へアップグレードすると音が一段とよくなるとのアドバイス。 値の張る部品だけどその価値はあるとのこと。彼も、自宅では「PianoForte」をよく使っているとのことで、色々と試した中でこれが一番おすすめであるとのこと。 かなり良いお値段でしかも大そうなので迷っていましたが、イギリスのオーディオパーツ通販のHifi Collective (http://www.hificollective.co.uk/) からブラックフライデー割引クーポンが届いたので買うことに決めました。

ダビッドさんとのお約束でコンデンサの値にはマスクをかけています。

実際に届いたものを見ると想像以上に大きい! そして重たい! 😅



届いた直後の週末はたまたま日中用事がなかったので、交換作業をしようと思って、スピーカーの裏面を開けてネットワークを取りだしたら。。。どう取り付けようか? 良いアイディアが浮かびません 😕   ダビッドさんに連絡を取ると、上の写真右の大きなコイルから最低2cmは話すべき、真ん中上方の白い小さなコイルの上に板を貼って載せればとのアドバイス。でも晩の予定があったのでそこで時間切れ。




で、やっと先週末に作業を完了しました。肝心の音ですが、換えてからすぐは高域が篭り、スキッとしない音でした。デビッドさん曰く、長くて2ヶ月はエージングが必要とのこと。ここ4〜5日で少しずつ見晴らしがよくなってきています。情報量はかなり増えた感じです。ホールエコーなどの録音時のニュウアンスがよりよく聞き取れます。でも、録音の良し悪しもわかりやすくなった感じですので、良いものはよりよく、今までは気にならなかったイマイチなものの中には「あれっ?」というのもの出てきました😆


2022/11/08

アムステルダムとウィーンに行ってきました

季節外れの暖かさだったので、妻と二人、運河遊覧船に乗って観光も楽しめました。

 上の子の大学院の卒業式に出席するためアムステルダムとウィーンに行ってきました! 電車で30分程度離れたユトレヒトにあるユトレヒト大学。1636年に設立された歴史のある大学です。


卒業式の様子

式が行われた講堂はもともとは1400年代に作られた教会。修士論文の担当教授が生徒一人一人論文と人なりを6〜7分かけて紹介し、卒業生の人格・学業を尊重し暖かく祝った卒業式でした。

シュテファン大聖堂


アムステルダムの後はウィーン。ここを離れた時はコロナ禍のロックダウンの真っ最中であったので、多くの友人たちにお別れも言えず、やり残した事務手続きもあったので、それらがやっとできました。

ブラッド・ソーセージ、ポテト、サワークラウト

もちろん、懐かしいオーストリア料理も満喫 (でも、食べ損ねた料理も沢山)


ウィーンで最もお気に入りの中古レコード店「トイヒトラー」

行くつもりではなかったのですが、オランダから同行した娘が行こうと言ってくれて、十数枚レコード買って妻には呆れられてしまいました 😅


クリスマス イルミネーション取り付け工事

街のあちこちではクリスマスの準備が進んでいました。 街もほとんど変わりなく、多くの友人たちに会うことができて、懐かしいというよりは、ウィーンにまだ住んでいるという錯覚に陥った1週間でした。

コロナ対策規制の緩和で行きやすくはなったのですが、ウクライナ侵攻により航路の長距離などによる航空運賃の高騰と欧州のインフレに円安も加わり、懐にはちと厳しい渡欧でした。


2022/10/27

復刻 ライカ ズミルックスM f1.4/35mm 1961年バージョン

出典:https://leica-camera.com/en-GB/press/leica-summilux-m-35mm-f14



ついこの間、ライカがフィルムカメラM6を復刻発売しましたが、そのコンパニオンとして  ズミルックスM f1.4/35mm 1961年バージョンも復刻とのニュース。

2000年代前半のクラシックカメラブームではライカMレンズの中でも特に好き嫌いの分かれる癖玉として独自のニッチを持っていたレンズ。 私は その第二世代モデルを2回買って、2回とも処分してしまいました。絞り開放での独特のフレアがかった甘い描写は悪くはありませんでしたが、色の出方が私の好みのライカレンズの個性とは若干違っていたこと、またライカ独特のピントがあったところはシャープでそれがボケの中に溶け込んでいくという当時はライカレンズならではの描写はSummicron 35mm f2の方が好みだったし、絞り開放(F1.4)ではその効果を狙った絵作りには良いですが、汎用的に使うにはF2.8ぐらいまで絞らないと十分とは言えず、だったらズミクロンが良いかという結論になりました。当時の価格もそれを反映しており、例えばズミクロンの7枚玉と同程度か安めだったと記憶しています。(ちなみに私はズミクロンの6枚玉が好みで今でもよく使っています。)

ズミルクスと同じ名前でも非球面バージョンはF1.4からものすごくシャープでボケも綺麗、このレンズも20年近く前からずっと使い続けています。私のは超高価な第一世代でなくASPHと書かれた第2世代のものです。

この復刻ズミルクス、おそらくコーティングなどの現代の技術の取り入れているようで、デジタル時代にも対応する描写とのこと。使ってみたいです。

娘の卒業式に出るため、2週間ほど海外に行ってきますので次の更新は帰国後となります。悪しからず。

ライカジャパンのHP:https://store.leica-camera.jp/products/detail/2379

2022/10/18

シュノーケリングとOM Systems Tough TG-6


週末にはよくシュノーケリングに行きます。自宅から車で15分以内に綺麗なスポットが多くあります。




やはり、写真を撮りたいので、 OM- System (旧オリンパス)のTough TG-6 を買いました!




特筆すべきはお魚モード:



このモードを使うと、このように色が綺麗に写ります:




そうでないとこの写真(下)のように全体にエメラルド色がかり、RAWで撮ってCapture Oneで色々と補正しても綺麗な色が出ません。



同じ場所で同じ時間にお魚モードで撮ると実際に目で見えたように写ります:



ただお日様が出ていないと、お魚モードでもブルーががりますが…イカの群れです:




水中カメラがあると水の中だけでなく、水面の面白い写真も取れます:



恩納村にはまだ綺麗な珊瑚礁が残っています。私の職場の研究者の方の話では、恩納村海域の珊瑚は温暖化に耐性があるようだとのことでした。




水中カメラを入手しシュノーケリングがより楽しくなりました。海のレジャーにはお勧めです! 

泳いでいる間にカメラが手から滑って深みに沈むと取れない可能性も高いのでフローティングストラップも一緒に買うことをお勧めします、


2022/10/06

英国製 Gold Lion KT-88


アムトランスのオンラインショップ(こちら)を覗いたら、なんとイギリスGEC/M-OValve社KT-88 2年保証 というのがあって、思わずポチってしまいました😅。 まさか、手にすることになるとは思ってもいなかった憧れの出力管です。 

黄金のライオンのロゴが裏になるようにしか挿せないのは残念!

 到着後、なんとなく使うのがもったいなくて、元箱に入れたまましばらく机に置いて眺めてニンマリとしていましたが、ようやくアンプに挿して使い始めました。 正直言って、音的に魔法が起る!という期待は過度なものであったと認めざるを得ません。変な言い方ですが、オーディオ的に音が良いというよりも、良い音で音楽が楽しめる真空管であったと思っています。いずえにせよ、これを入手できて、使ってみれたということは自分のオーディオ趣味にとって色んな意味で良い経験になることと思います。


2022/09/30

我が家のデジタル音源再生環境



今のところあまりブログでは書いていませんが、我が家のオーディオでレファレンスとなる音源はファイル・ベースのデジタル音源でその多くはいわゆるハイレゾ音源です。 音を良くしようとして色々とやっていくと結構複雑になってきて、簡単にまとめても上の図のようになります。 中心となるDAC もMacも2010年以前に発売・製造されたものです。もっと新しい機器が良いのでは?と思われるかもしれません。僕も何度も思いました。でも今の時点ではっきり聞き分けられる違いでこれらを超えるものというと、実勢販売価格 でも100万円を超えるものになってしまうので手が出せません。しかし、コンピューターの技術はそれらが音響のような特定の用途によっては有効なものであっても、汎用的にも優れていないと陳腐化していくのが残念なところです。FireWireなどはその良い例かと思います。これだけ技術が進んでいるので手頃で良い音の機器が出てきても良いとは思うのですが、オーディオの市場というのは利潤追求という感からは市場規模が小さいのかもしれません。ちなみにWeiss DAC2はまだ現役です。

中心となる機器はとりあえずはそのままにしておこうかと思っているので、次はネットワーク・スイッチイング・ハブをオーディオ用に特化したものに変えたいのですが、欲しかったJSPC製のものが製造終了となったようで、どうしようかと考えているとことです。

オーディオ全般にも言えることかもしれませんが、デジタル再生環境を突き詰めていくと、危機よりも音源の音の良さが再生する音の良さに及ぼす影響が大きくなってくると思います。そしてデジタル音源の音の良さはフォマート云々ではなく、やはり録音・マスタリングが決めてになると考えて良いかと思います。ハイレゾだからというだけでは必ずしも音が良いというわけではありません。もともと音が良かった古いCDをリッピングしたファイルが後から出てきたハイレゾファイルより音が良いということはよくあります。でも元々音が良いものは、往々にしてハイレゾの方が音が良いことが多く驚くほど素晴らしい音の音源も多くあります。さらにいうなら、デジタル音源の場合は、一般的に元々のマスターと同じフォーマット(例えば元々が24/44.1 だったら再生用の音源ファイルも24/44.1)の方がベターな場合が多いようです。 いずれにせよ音の良い音源を探すには実際に聞いてみないとわからないので、Qobuzのハイレゾストリーミングで聞いて音が良いものはファイルを購入しダウンロードして聴くことにしています。もちろん、音楽的には好きだけど音は良くないものやその逆も多いということはオーディオ・マニアである自分にとっては悩ましいところです。

上の図のデジタル機器に関し、過去に書いたブログの投稿のリンクは以下の通りです。ご覧ください。  まだ書いていないものに関してはこれから書いていきますので乞うご期待:

Syncro-Genius Master Clock:

http://isakusphere.blogspot.com/2017/10/audio-design-reading-syncrogenius-hd-pro.html

http://isakusphere.blogspot.com/2018/01/bnc.html

JSPC SE 1-USB:

http://isakusphere.blogspot.com/2018/01/jspc-audio-accessories-se1-usb-usb-uoc.html

Weiss DAC2:

http://isakusphere.blogspot.com/2019/02/dac.html

Audirvana 3.5:

http://isakusphere.blogspot.com/2019/06/audirvana-3511-for-mac.html

ケーブル類:

http://isakusphere.blogspot.com/2020/07/kondo-ksllpz.html

http://isakusphere.blogspot.com/2017/11/supra-cat8-ethernet-cable-with.html


2022/09/23

カップリング コンデンサの交換 ー Jupiter Vitamin-Q Silver Foil


今年始めに完成したElekit TU-8800 (ルンダール出力トランス+パーツアップグレード版)(こちら)、その可能性を最大限発揮させようと、いろんな真空管を使ってみていますが、何か引っかかるところがありました。 もしかすると、カップリング・コンデンサを替えると良いかもと考え、カナダのパーツ・コネクションが丁度コンデンサの2割引セールをやっていたので、今年発売されて気になっていた Jupiter Condensor 社のVitamin-Q  Silver Foil をゲット。早速交換しました。それまではVH  Audio  社のOil Damped Advanced Metalized (ODAM)を使っていました。


アンプから基盤を取り外してみると、案の定、Duelund 社の JDM-Ag Pure Silver Foil & Wax/Oil (銀箔、パラフィン紙、、オイル)からオイル漏れ。 Duelund の オイルコンデンサはとても音が良くて好みなのですが(こちら)やはり、温度が高くなる環境はダメなようです。 Jupiter Condensor社の銅箔・蝋・ペーパーのコンデンサも音は良いのですが、こちらも高温に弱く(こちら)かといって、Audyn  社のTrue Copper Max はちと大きすぎるので、こちらはとりあえず、手持ちのCharcroft Audio Silver Mica   と交換。


まだエージング中ですが、解像力がほんの少しですが上がった感じで、優秀録音盤の音源からは今まで聴こえなかった音が聞こえる事もあり、かといって音はキツくなく、低域も十分なので、とりあえずは良かったなと思っています。

2022/09/16

OYAIDE ( オヤイデ ) XLR/バランス・ケーブル AR910/1.3 導入



貯まったポイントを使って、CD プレーヤー(Bryston BCD-1 こちら)→プリアンプ(K&K Audio社 Mir Line Preamp こちら)間に使う為にオヤイデのXLR/バランス・ケーブルAR910/1.3を導入しました。

このCD プレーヤーはXLR接続の方が断然良い音で、今まではカナダのオーディオ・パーツ・ネットショップ(Parts Connexion)が独自に開発・販売しているConneX Cable BL-Ag (こちら)を使って自作したものを使用していました。 

試聴していて音がより広がり、情報量が上がり、定位感も向上した感じ。使い始めてまだ2日ほどなので、高域が若干硬めで、ディスクによっては低域が強調された感じもしますが、素性が良い音なのでエージングで良くなると思います。


2022/09/10

金月そば ー 読谷村


読谷村にある金月そば。最初に行ったのは2013年の夏(こちら)。奇しくも初めて今の私の職場を見学したのもこの時でした。沖縄への帰省に伴う観光の一環であったので、8年後にここに転職し、金月そばから車で15分ほどのところに住むなんて想像すらできませんでした。人生は不思議なもののですね。


前の投稿(こちら)で今の沖縄そばは、大雑把に言ってトラディショナルと創意・モダンなものに分けられると書きましたが、金月そばは、創意・モダンな沖縄そばの典型です。


具には、3枚肉と厚揚げ。麺は自家製生麺でどちらかというと細め。。


ソーキは炙ってサイドに付きます。8種の魚節だしのスープはとても美味しく、いつも飲み干します。僕が沖縄そばのスープの飲み干したのは2013年にここを訪れた時が生まれて初めて。今でもその美味しさには変わりがありません。 県外からのお客さんもみんな美味しいと評判。

僕も妻も、よっぽどのことがないと並んで待ってまで食べなくても良いということがほとんどですが、ここだけは30分ほど並んでも食べに行きます。 今は、読谷本店に加えて恩納店、那覇店もあり、行きやすくなったのでぜひお試しあれ。おすすめです。

金月そば HP: https://kintitisoba.com/



2022/09/02

Linn LP12 Lingo mk.1 (初代) の 修理


LP12が動かなくなった! でもモーターは動いている。試しに手で回すと動き始めてしばらくすると回転が安定する。 だいぶ年季が入っているので、外付け電源Lingoの問題か? ネットで色々と調べるとLingo はターンテーブルをスタートされるときにモーターのトルクを上げるために一時的に出力電圧をあげるらしい…。 おそらく原因はコンデンサーの劣化かと思い、Lingoを開けると、



どうやら、1991年の製造。 30年も経てばコンデンサーも劣化するよな、よく持ったなと思い、それぞれの値を調べて、どうせなら耐圧、耐久時間、耐久温度の高いもので取り付けに面倒がないように今までのと同じ底面の大きさのものをとそれぞれのコンデンサの大きさを測ってMouser で探して注文。ひと月ほど前のことです。


やっと時間ができたので修理を実施。電動ハンダ吸い取り器のおかげで二時間ほどで完了。

LP12に繋ぐと、プラッターを手で回さなくてもちゃんとスイッチオンでスタート。やれやれです。故障する前はスタート時にガタガタ、ゆらゆらと、まるでロートルがヨッコラセと立ち上がるようでそれがLP12の奥ゆかしさと思っていたら、今は若者がスッと立ち上がるように迅速にスタート。 そうですよね、今までは劣化したコンデンサーでがんばっていたんだなーと思いを改めました。

これであと30年? 多分僕より長生きするでしょう。

ちなみに私が使っている半田吸い取り器は白光のFR301。頻繁に使うのものではないのでどうかな〜と思いましたが、使うたびに買ってよかったと思ってます。


2022/08/26

Lou Donaldsonー Blue Note LPs


私の好きなジャズ・ミュージシャンの一人、アルトサックス奏者のルー・ドナルドソン。僕は彼の明るい楽観的なノリの演奏を聞くと気持ちが持ち上げられます。

デビュー当初はチャーリー・パーカー直系とまで言われるほどにパーカーの影響を強く受けたハード・バッパーだったルーのスタイルは時と共に変化していきますが、自らの個性とスタイルを確立した転機となったのが上の写真 真ん中の1958年の「Blues Walk」。大雑把にいうといわゆるモダン・ジャズの洗練さ・かっこよさを保ちつも、肩肘張った感じがなくノリのある程よい緩さで、聞いていてリラックし知らず知らずに手足がリズムに合わせてタッピングを始めているというのが僕にとってのこのアルバムです。

ドナルドソンの代表作としてよく挙げられる「Blues Walk」ですが、商業的にも成功し、彼はその後矢継ぎ早に多くのアルバムを発表していきます。私は「Blues Walk」以降、ルーが盲目のピアニスト、ハーマン・フォスター(Herman Foster)と組んで50年代終わりから60年代はじめの間に録音したアルバムが特に好きですが、「Light Foot」と「Gravy Train」だけで数は多くありません。

ルーは1963年にブルーノートを離れArgo, Cadetと渡り歩いだのち、1967年にブルーノートに戻り、今度はファンクを取り入れたスタイルでもう一つを代表作としてよく取り上げられる「Alligator Bogaloo」を発表。こちらも大ヒットし、オルガンを入れ、ファンク色を強めた演奏で70年までの間6枚のアルバムを出しています。80年代に入って再びHerman Fosterと組んだアルバムを数枚出していますが、これらはどちらかというとファンだから買って聴いたという感じでしょうか。

一時期は、Blue Note第一期時代のルーのLPを多くを持っていましたが、Blue Noteの録音技師 Rudy Van Gelder氏が自らリマスターした紙ジャケCDが出た時、それらに買い替えてLPは売ってしまいました(今となってはとても後悔しています)。日本に帰ってきて、初期プレスであってもオリジナル盤でなければ、適価で程度の良いLPを購入できることがわかったので、県外へ出る際、時間を見繕って中古レコード店に寄って少しづつLPを集め始めました。 上の写真は最近入手した3枚です。 我が家比では、稀に例外もあるものの、最近出ている『高音質盤LP』より、初期プレスの方がはっきりと聞き分けられる鮮度の高い音で音楽が聴けています。


2022/08/18

沖縄に戻ってきてから…

友人の撮影


10年住んだウィーンを離れ、沖縄に戻ってきてから、趣味の面で一番の変化は、コンサートに行く機会が極端に減ったことです。帰国後行ったコンサートはウィーンの音楽家の友人の来日コンサートと勤務先の大学で行われたコンサートと片手で数えられるだけです。

1987年以降、34年間海外で生活してきて身についたことの一つが、無い物ねだりをせずに行った先々の優れたものを楽しむということです。今回沖縄に戻り、海岸べりにある沖縄本島有数のリゾート地域でもある農村地区の恩納村にある勤務先の敷地内の宿舎に住むこととなったことは僥倖であると考え、俄かリゾートライフを楽しむことにしました。週末はスノーケリング、SUP、カヤックなどをやっています。海も珊瑚も一時期よりは綺麗さが戻ってい感じで少し安堵感もおぼえました。

仕事は出張も多く結構忙しく、またプライベートでも父が2月に他界したこと、母の病気で入院中であることもあって思うように時間が取れませんが、できるだけエンジョイしていくつもりです。 

というわけで、オーディオもぼちぼちと言った感じです。


友人の撮影

2022/08/08

Mobile Fidelity のOriginal Master Recording レコードはデジタルコピーからカットされた!? ー MoFi Gateとその顛末


7月半ば、2015年以降に発売されたMobile Fidelity Sound Lab 社(MoFiと略)のOriginal Master Recordingシリーズのアナログ盤レコードは、実際には制作過程でデジタル加工されていたと欧米のオーディオ・マニア、レコード・マニアがネットで大炎上しました。



その始まりはこのYouTube 動画。アメリカ、アリゾナ州でレコード店を営み、ネット上のインフルエンサーでもあるMike Esposito氏のYouTube チャンネル「THE `IN`GOOVE」で氏が、信頼できるソースから得た情報として、モービル・フィデリティー社のオリジナル・マスター・レコーディングのレコードは2015年以降デジタル加工されていたと発信。これに対し、否定、同調、MoFi 社への非難、Esposito氏への非難/支持とオーディオ批評家、オーディオ機器メーカの創業者なども巻き込んで大いに炎上。



数日後、MoFiはMike Esposito氏をカリフォルニア州にある本社に呼び、マスタリング・エンジニア3名とインタービューを実施。そこでエンジニアたちが、同社が「ULTRADISC One-Step」の商品名で売られているレコードを含め大部分のレコードはオリジナルかそれに準じたマスターテープをDSDファイルのコピーし、そのファイルからカッティグしていると率直に認めた。彼らは、オリジナルマスターテープと言っても一つでは無く、技術的な問題があることが多く、DSDにコピーすることが音質的にもベストである場合が多いと言った。長いインタビューですが、カッティングに関しては何度もテストプレスをして試行錯誤を重ね最も音の良いラッカー盤を選んでそれを使ってレコードを製造するとも述べている。



インタービューの後、Esposito氏は後日談を投稿、レコード生産の過程を説明しながら、確かに多くの枚数をオリジナルのマスターテープからカッティングするためには、一本のマスター・アナログ・テープから行うことはそれを劣化らせるという観点からも現実的ではなく、よく考えてみるとMoFiは技術的には妥当な判断をした。最終的にはどのように作られたかではなく、聞いて音で判断すべきと括った。また、MoFiは発売された全てのレコードの音源ソース、何を音源としてカッティングしたか調べ順次同社サイトに掲載していくと約束したと述べた。 実際にMoFi社はそれをおこなっています。 その一例はこちら:https://mofi.com/collections/vinyl/products/michael-jackson-thriller-ultradisc-one-step-33rpm


この一連の出来事をフォローして、まず頭に浮かんだのは、柿崎景二著「デジタル・オーディオの全知識」に収録された著者(ソニー・ミュージックエンタテインメントで機器開発を手がけたレコーディング・スタジオのテクニカル・エンジニア)と大瀧詠一氏との「語り下ろし特別対談」。この対談には大滝氏の「A LONG VACATION 」の異なるプレス/リマスタリング盤がその時点で最も良い音のマスター音源(デジタル・コピーを含む)を探してためオリジナルマスターテープとは異なる音源を用いて製作されいったという事、音の良さを求め異なるデジタルフォーマット、機器を使い分けていったかというような会話が収録されており、加えて『スタジオ機器と『A LONG VACATION』マスターの変遷』というコラムなど、上述のMoFiエンジニアたちが言っていることに相通じるところがあったからです。

ちなみに、この一件の顛末は2022年8月5日付でワシントンポスト紙にも書かれました:
https://www.washingtonpost.com/music/2022/08/05/mofi-records-analog-digital-scandal/ この記事にはMoFi現在の持ち主 Music Direct社 (オンラインオーディオ機器販売、https://www.musicdirect.com/)の社主 Jim Davis氏の談話も入っており、氏はMoFiが行なったインタービューは自分が許可したものではなく、間違いであったというようなことを言っています。

さまざまな組織の不祥事がマスコミを賑わすのが常となってきた近年、MoFiの対応は誤りを認めてそれを正す、誠実で勇気のあるものであり、個人としても見習う価値のあるものだと思いました。Esposito氏も、アナログ至上といった教義的なものではなく、現実的に柔軟にMoFiの対応を評価し、最終的にはレコードを聞いて音で判断すべきという大人の対応であったことも良かったと思います。

最近のMoFi盤ではJim Hall とBill Evansの「Undercurrent」を持っていますが、良い意味で現代的な音の良さで私の愛聴盤の一枚でもあります。予約したマイケル・ジャクソンのスリラーMoFi限定盤にはとても期待しており、DSD音源からカットされることが分かった今も当然ながらは予約のキャンセルはしません。



2022/07/15

「古民家そば屋ふくぎ」 ー 恩納村万座

沖縄に戻ってきて、沖縄そばを食べる機会が増えました(当たり前ではありますが…)。 子供頃はあまり美味しいと思わず、一生懸命食べても麺が減らないものだったという思い出なのですが、大人になって食べると美味しいところが多い(もしかすると、多くなった?)と思うようになりました。 お気に入りの一つは自宅からほど近い、「古民家そば屋ふくぎ」 https://soba-fukugi.com/ 。

お店で食べる今の沖縄そばは、大雑把に言ってトラディショナルと創意・モダンなものに分けられるという印象ですが、「ふくぎ」はトラディショナル。 丁寧にとられているダシがとても美味しい。のってるソーキも三枚肉もそばを生して美味。沖縄の典型的な古民家を改造したお店の雰囲気の最高です。

 

2022/06/23

HiFi Tuning Supreme3 Fuse - オーディオファイル向けヒューズ


日本に戻ってきて、オーディオ機器の電圧が100Vとなったので、ヒューズも変えないと聞けなかったのですが、今まで一番よかったHiFi Tuning Supreme3 Fuse を違う値のものに買い替える前に欲しいものがあったので、とりあえず、アメリカにいた頃に買った予備のディスコ同社のSilver Star(製造中止) などを使っていました。そして、先月やっと購入。 いつも買うカナダのネットショップに在庫がなく、ドイツから。 

やっぱり音はこっちの方が好みです。詳しくはこちらをどうぞ:http://isakusphere.blogspot.com/2019/03/hifi-tuning-supreme3-fuse.html



2022/06/21

父の言葉 ー 私を軽んじないでください


今年2月に98で他界した父の遺品の整理をしていたら、上の写真のようなメモ書きが出てきました。不要になった紙を小さく切ってその裏に書かれており、幾重にもホッチキス止めがされていました。大学教授であった科学者の父は雄弁でしてが、およそ20年ほど前に脳梗塞を患い、その後遺症で言葉がうまく出せなくなっていました。ここ数年は体も衰え、訪問介護、デイケアなどにお世話になっていました。11歳年下であった母は、家にいたいという父の願いを叶えるべく、自宅で介護を続けていましたが、父の最後の入院後、脳梗塞で倒れ、一命は取り止めたものの半身不随と高度脳機能障害という重度の障害で入院生活を余儀なくされています。施設に入った両親や他の入院者の方々を見ていると、それぞれが人生で成し遂げたこと・功績・経験・持つ知識・個性などに関わらず単なる一要介護人となっていることに複雑な心境です。特に一人で十分に生活できていたのがある日突然介護が必要となり、長年住み慣れた自宅で暮らせない様になった母のことを考えると不憫でなりません。 誤解なきように言いますと、それぞれの施設に対する苦情を言いたいわけではありません。これは高齢化社会と介護の今後の課題なのかと思います。自分が父や母の年齢まで生きて介護施設に入ったらどう感じるのか?ということをよく考えるようになっています。

自ら作ったメモ用紙に書いた父の言葉を読み返し、父が個人としての尊厳を認識してもらいたいという強い願いが伝わってくる様に感じています。これらの言葉はどこかに残しておきたいと思ったので、このブログに記すことにしました。


父の言葉

• いつも選択肢のある質問をしてください。二者択一(Yes/No)式の質問は避けてください。

• 全ての行動をステップに分けてください。

•  声を大きくしないでください。

• あなたのエネルギーをおさえて、どうか急がないでください。

• 課題が上手くいかないのは何が障害になっているか見つけてください。

• 私を軽んじないでください。

• 視線を合わせてわたしを見て元気づけてください。

• 見よう見まねのやり方で教えてください。

• どうかわたしの文章を途中で補足しないでください。あるいはわたしが見つけられない言葉を埋めないでください。

• 励ましてほしい、たとえ20年かかろうとも、完全に回復するのだという期待を持たせて下さい。

• 睡眠の治癒力を大切にして下さい。

• 訪問は短く(5分以内に)

• 脳は常に学び続けることができると固く信じてください。

• 順序立てて考え、表せますか?

• 時間についての何らかの感覚がありますか

• 背景の雑音から声を判別できますか?

• 食べ物を手に取ることができますか

• わたしのエネルギーを守ってください。 

• 小さな成功を全て讃えてください。それが、わたしを勇気づけてくれます。


以上

2022/06/16

トーンアームの交換 ー Linn EKOS

 

ウィーンのオーディオ仲間のノベルトさんに譲ってもらったLP-12(こちら)。

アームの針圧機構が不調で、ダイナミック・バランス型(説明はこちら→オルトフォンHP)のEKOSをスタティック型のように使っていました。一年ちょっと前に、中古のEKOS version 2を適価で見つけたのを良いことに、元々ついていたアームを修理に出してウィーンを離れました。治ってきたらversion 2は売りに出せば良いという魂胆。

コロナロックダウンの真っ只中で4人以上の会食・会合が禁止されていたため多くの友人にお別れを告げられずにウィーンを離れたので、当初の予定では去年9月に戻るつもりでしたが、コロナの渡航規制継続(海外から帰国の際の2週間の自己検疫)のため断念、今年の春は行こうと妻と話していたのですが今度はロシアのウクライナ侵攻で航空便の大幅なキャンセルと運賃高騰でこれまた断念していたのですが、ウィーンのショップからは、日本には送れない、いつ取りに来るのと催促のメール。結局ノベルトさんにお願いしてしてショップから引き取って送ってもらいそれが3週間ほど前に届きました。しかし、仕事が忙しく週末もまとまった時間が取れない日々が続いたため、ずっと箱に入ったまんま。

中古のEKOS version 2は全く問題なく不満もなかったのですが、やはり友情の証であるEKOS original version を使い続けたいと思い、やっと仕事も落ち着いて来たので一昨日ちょっと早めに帰宅し取り替えました。

Original に変えてもversion 2 (SE ではありません、念のため)の時との音の違いは聞き分けることができませんでした(我が家比)。 これでやっとフルにノベルトさんのLP12に戻りました😀

EKOS version2は引き取り手を募集中です。


2022/06/13

Neotech の NER-OCC GD と NER-OCC RH RCA プラグ

 

2ヶ月ほど前の話ですが、アナログ再生周りのケーブルのRCAプラグをNeotech社のNER-OCCプラグへアップグレードしました。 一組はK&K Audio MCステップ・アップトランス(こちら)とフォノイコ(こちら)間、もう一組はフォノイコとプリアンプ間のラインケーブルです。Neotech DG-201 (こちら)からの交換です。両者の違いは素材で、DG-201はOFC(Oxygen Free Copper 無酸素銅)で作られており、NER-OCCにはUPOCC (Ultra Pure Ohno Continuous Casting) Copper つまり大野式(加熱鋳型による)連続鋳造法で作られた単結晶状超高純度無酸素銅が使われています。何が超高純度かというと、ここでは99.99998%のようです。ハンダは去年行ったハンダテスト(こちら)で最も好ましいと思ったMundorf Supreme 9.5%Silver  Gold Solder(錫88.6%/銅1.8%/銀9.5%/金0.1%)を使用。銅線はDuelund Silver Foil & silk in oil wire, version 1.0, 写真のように銅箔がオイルに浸された絹で巻かれたもので、Version 1.0 ですと銅箔の幅が2.5mm 厚さが0.25mmです。

色々と試した結果、今一番気に入っているものです。安くはありませんがこれで作ったラインケーブルは我が家比ですと20万円以上(1mペア)する既製品に匹敵するものがその数分の1に価格でできると思いました。4.5mm x 0.25mmのversion 2.0と6mm x 0.3mmのversion3.0がありますが、あまりも高価で使い勝手も悪そうなのでまだ試していませんがいずれ使ってみたいとは思っています。

アナログ再生ですので、若干柔らかしさが欲しいかなと思ったので、トランス→フォノイコ間は金メッキのNER-OCC GDをフォノイコ→プリアンプ間はとりあえずロジウムメッキのNER-OCC RHを使いました。

ムンドルフのハンダは無鉛で銀・銅の割合が高いせいか使いづらく、シールドしているトランス→フォノイコ間は特に難儀し、半日ほどかかって完了。ひと月ほどDAC→プリ→パワーアンプ間でエージングさせて、アナログ機器に繋ぎましたが、最近になってやっと音がこなれ本来の音が出ているような気がしています。

OFCのDG-201と同じ方向性の音ですが、NER-OCCはよりクリアでかつより自然、そしてより高い静寂感が得られるようになったと思います。こうなるとわかっていたら、他を試さずに最初からNER-OCCを買っていたと思います。


私はNER-OCCをここから買いました:hificollective.co.uk/phono_plugs/neotech.html

2022/06/09

海洋食堂 ー 沖縄県豊見城市名嘉地



母が脳梗塞で倒れ、今年2月から豊見城市にあるリハビリ病院に入院しています。コロナ対策で面会はできないのですが、医師との面談、差し入れなどのために月に2回ほど通っています。恩納村からは遠いので用事の前後に食事をとるのですが、病院の近くに見つけたのがこの海洋食堂。元々、豆腐屋だったのが収益拡充のために食堂を始めたそうで、開業の時に沖縄海洋博が開かれていたのが名前の由来だそうです。使っている豆腐は全て自家製。

大きく括ると一般的な沖縄の食堂ではありますが、夫婦共々特に気に入って病院に行くときには必ず寄ります。お遅めのお昼をとることが多く、その際には必ず夜のお弁当・おかずも買って帰ります。味も好みで美味しいし、観光客が多いながらも地元に根付いたコミュティーの雰囲気がしっかりとあって、働く方々がテキパキとしていて居心地も良いのです。

もちろんお勧めは豆腐を使った料理ですが、豆腐の入っていないフーチャンプルなども美味。お近くに行かれた際には是非お試しください。



沖縄に戻ってきてもう1年を過ぎましたが、40年ぶりに住んでみると、このような食堂は沖縄独特なものであり、そこで食べる料理は自分にとってのソウルフードであったということを再認識しました。

豆腐チャンプルー、定食にはご飯、ミニ沖縄そば、おからの小鉢、沢庵がついてきます